本命に推したエイシンヴァラーは、好スタートを切りスッと4、5番手の位置を取ったが、3コーナー入口あたりで外からかぶせられると集中力が切れてしまいズルズルと後退し14着。スタートからの行きっぷりは、オッと思わせるものだったが、3コーナーでかぶせられると一気に行きっぷりが悪くなったことから、本馬の場合、如何に気分良く競馬ができるかがカギとなるでしょう。
さて、今週は「’17スパーキングサマーチャレンジ(A2)(下)」が川崎競馬場でおこなわれます。
本命には、竹内涼真のように澄んだ瞳が印象的なジャーニーマンを推します。
重賞勝ちこそないものの、昨年は羽田盃(SⅠ)で3着、東京ダービー(SⅠ)で5着とクラシック戦線で活躍した本馬。前走はスタートで出遅れてポジションを取りに行ったため、前半でかなり脚を使ってしまい、3、4コーナー中間で早くも苦しくなり9着。前々走にしてもスタートがあまり良くなく、外枠だったこともあり終始外を回る厳しい展開。その上、直線では寄られて進路が狭くなる不利があり9着と、敗因ははっきりとしています。これまでのレースぶりから2000m前後の距離がベストと思われますが、今回はメンバーレベルがグッと楽になり、7戦4勝3着2回と得意の川崎競馬場で、枠も内目の3枠とくれば勝ち負け必至です。
相手本線は、状態を上げてきたモフモフ。昨年10月のレース以降8着→7着→12着→13着の着順が示す通り、状態が上がって来ず精彩を欠いていましたが、今年に入って6着→4着→3着と徐々に復調してきました。特に前走は、直線で進路を取り直すロスがあったものの、残り100mあたりからの伸びはなかなかのもの。状態が上がってきた上に今回は53kgの斤量で出走できるとなれば、馬券圏内に絡んでくる可能性は高いでしょう。
▲は、こちらも状態を上げてきたオーラゼウス。30戦中28戦が川崎競馬場で走っており、その内掲示板を外したのは5回と堅実。ここでも上位争いをしてくれることでしょう。
以下、シグナルプロシード、コスモパープルまで。
◎(3)ジャーニーマン
○(7)モフモフ
▲(1)オーラゼウス
△(6)シグナルプロシード
△(8)コスモパープル
買い目
【馬単】5点
(3)→(1)(6)(7)(8)
(7)→(3)
【3連複1頭軸流し】6点
(3)−(1)(6)(7)(8)
【3連単フォーメーション】12点
(3)→(1)(6)(7)→(1)(6)(7)(8)
(7)→(3)→(1)(6)(8)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。