さて、今週は「'14ゴールドジュニアー(オープン準重賞)」が大井競馬場でおこなわれます。最多キャリアでもまだ4戦という若駒たちの競走で、出走馬の中から来年のクラシックホースが誕生するかもしれません。そういった意味で目が離せない若駒たちの一戦に注目です。
本命は、将来が楽しみなカンジャンテ。デビュー戦をスピードの違いで逃げ切り勝ちは良く見られますが、この馬は一味違った初戦。好スタートを切ったものの、道中は追っ付けながら3番手の位置取りとなり、3コーナーから徐々に加速し始め勢いに乗って先頭に立つと、直線残り100mからほとんど馬なりのまま1着。道中追っ付けながら差し切った内容を考えると、一介のスピード馬ではなく、距離が延び追走が楽になれば、この馬が持っている高いパフォーマンスを発揮できることでしょう。今後の伸びしろを考えると、将来有望な若手俳優・本郷奏多のようです。期待に違わぬ走りを見せてくれることでしょう。
相手本線はステラルーチェ。こちらは卓越したスピードの持ち主で、デビュー戦からその高いスピード能力を見せつけるかのような圧勝劇。残り200mから追わなくとも2着馬に1秒6差付けているのだから大したもの。揉まれた時の不安はありますが、そもそも二の脚が早いため、包まれる可能性は低いと見ます。となれば上位に絡んでくる可能性は高いでしょう。
一発なら展開がハマった時のストゥディウム。前走は直線で進路を何度も変えざるを得ず、勿体ない競馬になってしまいました。スムーズなら巻き返しがあってもおかしくありません。
以下、レーザー、ヴェスヴィオまで。
◎(12)カンジャンテ
○(4)ステラルーチェ
▲(3)ストゥディウム
△(9)レーザー
△(7)ヴェスヴィオ
買い目
【馬単】3点
(12)→(4)(3)(9)
【3連単】6点
(12)→(4)(3)→(4)(3)(9)(7)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。