「大河ドラマのキャスティング決定から発表の流れを見ても分かるように、NHKは、かなり前からタレントのスケジュールを押さえるのが得意。どうやら、今年の大みそかの『紅白』の司会に、彼女の起用が決まったようです」(芸能ライター)
環境をテーマにしたNHKの大型番組「SAVE THE FUTURE」(総合テレビ 6月6日午後10時〜8日午後11時)の総合司会でメーンパーソナリティーを務める藤原紀香。
「NHKでも最大級という3日間で20時間(途中、ニュース、天気予報などでの中断あり)の特別編成番組で、公開生放送がほとんど。その顔になるのが紀香というわけで、いわば『紅白』に向けての司会の予行演習というわけです」(テレビ局関係者)
記者会見で「近所には自転車で行ったり、使わない電源を抜いたりして気をつけています」と、余裕の表情を見せていた紀香。これまで民放の歌謡祭や世界柔道などで生番組を仕切っており、経験は十分。
「実は昨年の『紅白』でも、紅組の司会にどうかとオファーがあったようですが、新婚の年というのもあって辞退。結局、夫婦で審査員として出る形を取ったのです。初めから夫との格の違いを見せるのを避けたのです」(芸能プロ関係者)
昨年の5月30日、テレビの全国ネットで放映され、高視聴率を記録した結婚披露宴から1年が過ぎた藤原紀香・陣内智則夫妻。
「結婚前から陣内の“格下婚”が喧伝されましたが、1年経った今も、それは変わっていません。相変わらず、大阪で朝の番組『なるトモ!』(読売テレビ)を持っている関係で、週の半分は大阪で、半分が東京ですからね。すれ違いが多いのは仕方ありません」(芸能ライター)
それでも陣内、女性誌のインタビューに答えて夫婦の絆をしきりと強調しているのだ。
「すれ違いが多いのがかえって新鮮だとか、2月には離婚になりそうなくらいの大ゲンカをしたと話し、夫としての威厳を示そうとしていますが、逆に痛々しく見えますよね。好感度が高いのは分かりますが、芸人としての面白さが微妙なのも気になります」(同)
紀香の紅白司会が正式に決定すれば、格差はますます大きくなっていくのは確実といえるだろう。