「アーティスト別トータルセールス部門」は、音楽ソフト(シングル、アルバム、DVD、ブルーレイディスク)の総売り上げ金額を競う部門で、安室さんは96年以来2度目の1位となった。総売り上げ金額は190億円。190億円超えは、2012年の「AKB48」(191億円)以来となった。
安室さんは引退前日の9月15日の沖縄の音楽イベントでラストステージを飾ったが、音漏れを聞こうと、会場に入れないファン1万人が集結。また、化粧品、アパレルなど限定コラボグッズは完売続出となった。
また、引退当日、安室さんが花火イベントを鑑賞に訪れた際に着用していた浴衣の販売元には問い合わせが殺到。そのため、生産が追い付かない状態になってしまったという。
さらに、日経トレンディ「2018年ヒット商品」ランキングで安室さんが1位に輝いた。同ランキングで人物名が1位を獲得するのは、1999年の宇多田ヒカル以来、19年ぶりとなった。
しかし、引退後、安室さんに関する記事はまったくメディアに出ていない。
「引退前、顧問弁護士が週刊誌などに、引退後の“取材規制”を依頼するなどしたことで絶大な効果があった。一時期、紅白へのサプライズ出演のうわさもあったが、NHKはもともとあきらめていたようで、交渉すらしなかったようだ」(芸能記者)
そんな安室さんだが、果たして、このまま表舞台から消えたままの生活を送るのだろうか?
「ある女性歌手をプロデュースするという話があるが、安室さん本人の気が向けばのようで、まだまだ先のことになりそうだ」(音楽業界関係者)
しばらく悠々自適な生活を送ることになりそうだ。