発表会の司会はピースのふたりとKBS京都の遠藤奈美アナ。「京都は、変も乱も好き」という今年のテーマを紹介するオープニング映像の後、門川大作京都市長が「東洋のハリウッドと呼ばれた日本映画の聖地ともいえる京都。立誠小学校跡地は日本で最初に映画が上映された地でもある」と、京都と映画の関わりの深さに触れ、本映画祭は「京都映画祭の流れをくみ、吉本さんとのコラボレーションでより想像力豊かなものにしていこうというもの」と説明した。世界で一番訪れたい都市に2年連続で選ばれるなか、「継続して発展していくのが務めであり、伝統も大切しながら創造的に活動していくのが使命」とも話し、本映画祭においても「想像力あふれる作品が出てくるのではと期待しています」と述べた。
会見の最後には、京都出身の今くるよがスペシャルゲストとして登壇。京都と映画祭をつなぐ「架橋」と紹介されたくるよは、「架橋ガールの今くるよです」と元気に登場。小さい頃は両親に連れられよく映画館に行ったそうで、「それから自分で行くようになって…当時はまだ3本立てでした」と思い出トークを展開するとともに、「『私、女優になるんちゃうか』『スクリーンの中に入ってみたいわ』など、いろんな夢を見た。大映、東映の撮影所にもよく行きました。俳優さんを見て『きゃあ、かっこいい!』と。今も覚えています」と“夢を見せてくれる”映画の力を賞賛。「これからも文化と映画とお笑いと、架橋ガールでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と締めくくった。