昨年のこのレースは、中団でタメを利かせて追走。抜群の反応で直線に向き、前が開くと豪快に伸びて後続を突き放し5馬身差の楽勝。重賞初Vで、長距離で新天地を開きました。今年は日経賞で、ゴールドアクター、サウンズオブアース、マリアライトの強敵相手に4着と好走し、天皇賞・春は6着。GIなどで経験を積んで力をつけています。6か月休養明けの前走アルゼンチン共和国杯は、1角で接触しましたがダメージは少なく勝ち馬を見ながら追走し、直線で脚を伸ばして最後は3着馬を交わして2着確保。追い出してからはゴチャついて一瞬勢いを止められてしまったうえに、1角での不利。それでいて勝ち馬から0秒1差ですからよく頑張っています。勝ったシュヴァルグランは、次走のジャパンC3着ですのでレースレベルは高かったと思います。
中間は順調で馬体も絞れたようですから、一度叩かれた上積みは見込めそう。昨年、重賞制覇に導いたムーア騎手の手綱で、ステイヤーの血を証明します。
(3)◎アルバート
(8)○モンドインテロ
(7)▲ファタモルガーナ
(6)△ジャングルクルーズ
(4)△タマモベストプレイ
(5)△プレストウィック
(13)△カムフィー
ワイドボックス (3)(8)(7)(6)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。