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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(1/22中山・1/22京都)

 今週デビューの注目馬は、1月22日(日)中山第6R芝1600m戦に出走予定のインシュラー。馬名の由来は「島の民。世界の舞台で『島国日本』の根性を発揮してほしい」。牡、鹿毛、2014年4月11日生。美浦・宗像義忠厩舎。父マンハッタンカフェ、母アイルドフランス、母父Nureyev。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額3000万円。半兄には芝のマイル以下で5勝を挙げたキングレオポルド(父フジキセキ)がおり、近親には14年NHKマイルC(GI)や16年マイルCS(GI)を勝ったミッキーアイル(父ディープインパクト)がいる。本馬は胴長ですらっと伸びた頸差し、スッと伸びた四肢は如何にも長い距離が合いそうな造り。まだ緩さがあるが、筋肉には弾力性があり、パンとしてくれば見栄えのする馬体になるだろう。血統からも馬体からも、本格化するのは古馬になってからだろう。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、1月22日(日)京都第6R芝1800m戦に出走予定のファンディーナ。馬名の由来は「良い夢を(タイ語)。母名より連想」。牝、青鹿毛、2014年3月10日生。栗東・高野友和厩舎。父ディープインパクト、母ドリームオブジェニー、母父Pivotal。生産は浦河町・谷川牧場、馬主はターフ・スポート。愛馬会法人・ターファイトクラブの募集馬で総額4500万円。半兄には芝の中距離で3勝を挙げているナムラシングン(父ヴィクトワールピサ)がいる。本馬は父ディープインパクトらしい軽さがある中にも、力強い筋肉を母父Pivotalから受け継いでいる。大型馬ではあるがスピードがあり、走りはダイナミック。距離は長めの方が良さそうな伸びのある馬体をしており、桜花賞よりもオークス向き。なお、鞍上には岩田康誠騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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