もう一頭の注目馬は、12月18日(日)中山第6R芝1600m戦に出走予定のラグナアズーラ。馬名の由来は「青い潟(伊)。母名より連想」。牝、黒鹿毛、2014年5月9日生。美浦・武市康男厩舎。父ハーツクライ、母シルキーラグーン、母父ブライアンズタイム。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額1800万円。母は短距離で7勝を挙げており、半兄には16年ラジオNIKEEI賞(GIII)を勝ったゼーヴィント(父ディープインパクト)がいる。本馬は母父ブライアンズタイムから受け継いだ筋肉量を誇るが、まだ実が入っておらず筋肉量ほどの力強さはない。それでも走らせるとほど良い軽さがあり、リズムの良いフットワークを見せている。遅生まれなことや血統から本格化は古馬になってからであろうが、その分将来が楽しみな一頭だ。なお、鞍上には吉田隼人騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。