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尿検査で陽性反応 ASKA容疑者が覚せい剤使用容疑で逮捕

 警視庁組織犯罪対策5課が28日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、歌手のASKA(本名宮崎重明)容疑者を逮捕した。

 この日の午後、逮捕情報が報じられると、都内にあるASKA容疑者の自宅には報道陣が殺到。そんな騒ぎをよそに、ASKA容疑者はブログで覚せい剤使用や逮捕について否定。しかし、その後、警視庁が逮捕状を取ったことを各メディアが報じた。

 渦中のASKA容疑者は午後6時半すぎにタクシーで帰宅。その後、午後7時前には自宅ガレージのシャッターが開き、ASKA容疑者を乗せた車がいったん外に出ようとしたが、報道陣が殺到し、とても車が出られるような状態ではなく、ガレージが閉められた。

 その際、ASKA容疑者は報道陣に対し、「やってません」、「(覚せい剤を)使ってない」などと再び容疑を否認していた。

 しかし、 午後8時半前、警察の捜査関係者が乗った車両が自宅に到着。その車両を報道陣が取り囲み、騒然とする中、ASKA容疑者は車両の後部座席に乗り込み、任意同行のため自宅を出て、車両は午後9時過ぎに、東京・桜田門の警視庁に到着した。

 ASKA容疑者は今月中旬から25日までの間に都内などで、覚せい剤を使用した疑い。警視庁によると、ASKA容疑者は今月25日、「盗撮されているので確認してほしい」と自ら110番通報。駆けつけた警察官に「盗聴されている」などと話したが、尿検査を行い鑑定した結果、覚せい剤の陽性反応が出たという。

 「覚せい剤常習者は幻覚や幻聴に悩まされ、盗聴・盗撮被害を訴えることがよくある。ASKA容疑者はブログでも再三、盗聴被害を訴えていただけに、警視庁はマークしていたと言われてる」(週刊誌記者)

 ASKA容疑者は14年9月に覚せい剤取締法違反(使用、所持)などで懲役3年(執行猶予4年)の判決を受け現在は執行猶予期間中。公判になれば今度は実刑が確定するだけに、注目が集まる。

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