この日、番組では今年の重大ニュースが取り上げられ、それに対し、パネリストが自身の考えを小論文形式で発表。パネリストと、出演した専門家陣が小論文を評価しつつ、討論するという企画が放送された。その中で、馬場は「令和になり天皇皇后両陛下に望むことは?」というテーマで、「『皇室チャンネル』をユーチューブで作ってほしい。(中略)もっと関心を持ってもらうには若者世代がよく使っているツールでの発信を行ってほしい」「自然体を見せることで型破りな天皇陛下であってほしい」などとつづり、竹田恒泰氏から「C」の評価を受けていた。
一方、漫画家の倉田真由美は馬場とは逆意見で、「今はインターネットが普及し天皇のお姿も声も昔よりははるかに伝播しやすいが、そこは安易に広げず時代の変化に対応しないままでいて欲しい」と主張していたが、これに馬場は「どう考えても考え方古くないですか? 私、びっくりしました。そういう時代ではないですよ」と反論。その後も、「閉じていると若い世代はまったく興味を持たなくなってしまうんですよ」と若者世代に皇室の興味を広げるためにオープンな皇室にすべきと主張していたが、これに視聴者からは、「若者世代に合わせて格を下げろってこと?」「芸能人の人気取りじゃないんだから…」「皇室に興味の少ない若者のため皇室が庶民の側に近づくというのは間違っている」といった批判の声が多く集まっていた。
「馬場と言えば、テレビ金沢での活躍が地方局アナながら注目され、そのハイテンションなキャラクターで17年頃から全国ネットのバラエティ番組でブレイク。今年4月にフリーアナウンサーになり、ますますバラエティ番組への出演は増えている一方で、当初ブレイクした時のような勢いはまったく見られず、バラエティでも話題になることは少なくなってきたタイミングでした。そのため、ネットからは『炎上商法かよ』といった冷たい声も。たとえ視聴者に不快感を与えても、自身を印象付けることを優先したのでは? といった指摘も上がっていました」(芸能ライター)
自身のインスタグラムにも、「日本の伝統の良さも分からないの?」「元アナウンサーならもっと熟考してください」など罵詈雑言も寄せられてしまった馬場。果たして、炎上商法は成功したと言えるのだろうか――。