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古市憲寿氏、新紙幣を「クソダサい」「退化している」と猛批判 自身はキャッシュレス派でツッコミ

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財務省の公式twitterより https://twitter.com/MOF_Japan

 14日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、社会学者の古市憲寿氏が2024年に刷新される予定の新札について、「ダサい」などと批判するシーンがあり、物議を醸している。

 番組では2024年から新紙幣になることを紹介。そして、MCの東野幸治から「『とくダネ!』などで、デザインがちょっとダサいと言う発言をしていますが」と振られた古市氏は、「これ酷いですよね」とバッサリ。
 さらに、「このデザインありえます?2024年に新しく出しますっていう紙幣?」とつぶやくと、松本人志から「こんなもんじゃないの?」というツッコミが入る。

 これについて古市氏は、

 「オリンピックのロゴとか一回しか使わないものでさえ、国中から優秀なデザイナー集めて考えてやったわけじゃないですか。お札だけ『はいできました』っていって、出されたものが、しかもクソダサいっていう…」

 と苦言を呈した。

 松本は「かっこよくある、そもそも必要があるのか…」と呟き、ヒロミは「今までのがかっこいいか?」と質問。これについて古市氏は「退化している」と反論し、「人物ではなく、建物や絵画、仏像でも良かったのではないか」という見方を示す。

 東野は「日本に外国人の方もたくさん来るから、基本としては算用数字でわかりやすくっていう。漢字じゃなくて数字とか…」と新紙幣を擁護するが、古市氏はこれにも「海外から来て、このお札見て誰このおっさんってなりません?」と強硬に批判を続ける。

 ヒロミも「別にいいのではないか」と話すが、古市氏は「いやいやいやいや。これでいいんですか、これで。本当にいいんですか。これがベストですか」と食い下がる。その様子は東野が「こんなに食い下がる古市さんは…」と驚いてしまうほど。

 お札へ執拗な拒否感を見せた古市氏だが、東野が「逆に言うとキャッシュ使うんですか?」と質問すると、「使わないんで、別にいいといえばいいんですけど」と意外な回答。

 これには松本、東野が「なんやねん」と驚き、「何を怒ってるの」とツッコミを入れた。

 古市氏の強硬な「新紙幣への拒否反応」に、ネットの反応は賛否両論。財務省の公式ツイッターなどでも、新貨幣のデザインが投稿され、新デザインについてはネット上でも話題を集めている。「よく言った」「自分もダサいと思った」と支持する声もあったが、一方で、「海外のことを考える必要はない」「政府を批判したいだけ」「お札のデザイン公募する意味がわからない」との批判も。また、「防犯の観点からデザインに有識者を入れることはできない」「お札のことが全然わかってない」など指摘する声もあった。

 新紙幣は大幅に刷新されるだけに、デザインに違和感を覚えてしまうのは当然。使い始めれば徐々に慣れていくものと思われるが、古市氏の目には「ダサい」「ありえない」と映っているようだ。

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