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古市憲寿氏、24時間営業はコンビニ以外にも「必要」 “社会学者らしからぬ”発言に疑問の声

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 7日に放送された「とくダネ!」(フジテレビ系)で、コンビニの「24時間営業」の是非について取り上げられた。 今回、コンビニの24時間営業形態が話題となっているのはセブンイレブンで、東大阪南上小阪店のオーナーが、人手不足を理由に2月1日から自主的に営業時間を短縮し、本部から違約金とフランチャイズ契約の解除を求められたことが報道されたことが発端だ。この報道がネットユーザーやメディアの間で大激論が交わされる事態となっている。

 今や24時間営業していているのが当たり前となったコンビニ。番組では、MCとゲストで24時間営業の是非について、「必要」「必要なし」と選択する形で意見が交わされた。「必要」を選択した社会学者の古市憲寿氏は、「むしろコンビニだけじゃなく、洋服屋やドラッグストアとかいろんなところが24時間、朝までやってほしい」と持論を展開。一方で、営業しなくてよい「必要なし」を選んだ小倉智昭は「一時期そういう時代があったじゃない、いろんな業態が(24時間営業を)やっているっていう。でも、みんななくなってきたんじゃない。世の流れを感じなさい」と諭していた。番組内で取ったアンケートでは、全体の36.1%が必要、必要なしが63.9%を占めていた。

 ネット上でも、今回の古市氏の発言について賛否の声が挙がっている。「社会学者として発言しろよ。個人の希望なんて聞いてないよ。専門家として発言してほしい」「商売として成り立つんなら、営業すればいいじゃない 」「深夜営業で儲かるならみんな続けるわ。 金にならないから、やめたいって言ってんだよ」「世の中は時短に向かってるのに、この学者連中らは一体何を言ってるんだか」「電車が24時間動いてないと話にならん」「いつも老害と言われてるけど、今回は小倉の方が正論。世の中の動きが見えてないのは古市の方」「人口減少による人手不足と高齢化社会。なんなら早朝営業の方が喜ばれるかも」と様々な議論を呼んでいる。

 中には、「全部自販機でいいじゃない」「宅配は深夜にやらせたら効率的だと思うがな。無論、宅配ボックスの完備が前提だが」という声もあった。

24時間営業を巡っては、いろいろな企業で見直しの動きが見られており、食品スーパーの「マックスバリュ西日本」では、一部店舗で行っていた24時間営業を3月21日からはすべて取りやめると発表した。ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」や「ニッポンレンタカー」などでは、すでに24時間営業を廃止している。17年10月には、ファミリーマートが24時間営業の見直しに着手することが報道されており、すでに24時間営業を取りやめた「実験」店舗も存在する。また、セブンイレブンも3月中旬から全国の直営店10店舗で営業時間を16時間に短縮した店舗運営の実験を開始すると発表している(その後、直営店以外も対象に加える方針を決定)。様々な企業が24時間営業について見直しをしている中、古市氏の発言は「時代と逆張り」発言と捉えられかねない。今後の発言にも注目が集まるところだ。

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