さらには、元貴乃花親方についても、「移動のバスで、白鵬を置き去りにしたまま、わざとバスを出発させた」「稽古場に横綱や大関が姿を現すと立ち上がって姿を消す」など猛烈なネガティブキャンペーンを展開したといわれていた。
そんな横野氏への違和感を見事に斬ったのが社会学者・古市憲寿氏だった。
19日の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、元横綱・稀勢の里(荒磯親方)が、地元・茨城県で開かれた後援会のイベントに参加したニュースが紹介された。そこでは、現役時代の寡黙なキャラクターとは一変、集まった約400人のファンに対して流暢にしゃべる親方の姿があった。
現役時代はケガに泣かされ、悩み苦しんできた親方が笑顔でいることに対し、古市氏は「本当によかった」と感想を漏らすと、続けて、「横野レイコさんが、前からこの稀勢の里さんは凄い喋る人と言っていて、たまにはアノ人も本当のこと言うんだなと思って」と皮肉。これにはMCの小倉智昭ら共演者も苦笑いしていた。
核心を突いた一撃に、SNS上で「古市もたまにはいいこと言う」「古市さんさすが!」「古市憲寿氏を、ちょっと見直した」など共感コメントが相次いでいる。世間とは正反対の逆張り発言で批判されることも多い古市氏だが、皮肉を言わせたら天下一品であることは間違いなさそうだ。