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難病を乗り越えて長男を授かったEXILE・松本利夫

 EXILEのMATSUこと松本利夫が20日、19日に第1子となる男児が誕生したことを、EXILEモバイル内松本利夫個人ブログで発表した。

 松本は「元気一杯な男の子です!そして母子共に健やかに過ごしています!」とブログで喜びを報告。「一人(一つ)の命を授かった事に自覚と責任を持ち今後の仕事への活動も更に精力的に頑張りたいと思います!」と父親としての決意をつづった。

 18歳から本格的にダンスを始めた松本は98年にEXILEの前身だったダンスチーム「Japanese Soul Brothers」に加入。01年にEXILEで再デビューした。EXILEのパフォーマーとして活躍する一方、自身でファッションブランドを立ち上げ、07年には舞台出演で俳優デビューを果たした。

 「ダンスの技術はEXILEのリーダー・HIROも一目置くほどのスキルの持ち主。ももいろクローバーZの有安杏果がかつてEXILEのキッズダンサーをやっていたころ、直接指導にあたっていたのは業界では知られた話」(レコード会社関係者)

 これまで決して順風満帆な人生を歩んできたわけではなく、07年1月にはEXILEを取り上げた特番の中で、難病指定を受けているベーチェット病に侵されていることを告白。病気のために左目の視力をほとんど失っていることも明らかにしたのだ。

 闘病を続けながらもステージに立ち続け、13年7月には交際中だった一般女性との婚約を発表し、14年の元日に婚姻届を提出。同年7月には芸名をMATSUから本名の松本利夫に戻し心機一転。そして、昨年6月、年内でEXILEのパフォーマー引退を発表し、おおみそかのラストステージを飾った。

 同月「劇団EXILE 松組」を立ち上げ、今年2月、旗揚げ公演を開催。今後は、クリエイターとして腕をふるいそうだ。

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