2代目Sタイガーデビュー。
ゼロワンMAXの日高郁人とのシングル戦でデビューした2代目は、第一次UWFで伝説を残した初代を彷彿させるムーブを連発。試合開始直後には鋭いローキックをたたき込んだ。その威力は数々のベルトを手にしてきた日高に「戦意喪失しそうになった」と言わしめたほど。
最後は日高のソラリーナに丸め込まれて敗れた2代目は、試合後もノーコメントだったが、「末恐ろしいというより、現時点で十分んに恐ろしい。人を蹴り倒すのにちゅうちょがない。その殺気はすごい」と日高にその潜在能力を認めさせた。
タイガー軍団?
2代目の活躍に師匠の佐山も「勝ち負けよりいかに“らしさ”を出すか。よく頑張ったと思う」と賛辞を送った。伝説の虎をよみがえらせた初代タイガーだが、虎伝説復興はまだ序章にすぎないという。「これからもどんどん出していきます」と語った初代タイガーは、次回の6・8大会での新・タイガーマスクの投入を予告した。リアルジャパンのリングで虎軍団が誕生しそうだ。