驚く事勿れ、なんと神社の公認サイトである。
清水寺、地主神社、伏見稲荷大社の3つをエア参拝することが出来る。
試しに伏見稲荷大社をエア参拝してみた。素晴しい発音の解説に思わずツッこみたくなってしまうが、ふざけてはいけない。心を清らかに。ゲームのように進んでいく参拝は、手水の取り方も丁寧に解説してくれる。
記者は毎年稲荷神社の稲荷山を3時間かけて回るが、この時期は一層疲れた身体に寒さがしみる。見事な朱色の鳥居を潜りたいと思っても、気軽に登れる距離ではない。
実際歩けば息絶え絶えの階段も、サクッとclickすれば、すぐに奥社だ。石を持った時に感じる重さで、願いが叶うかどうかがわかるという「おもかる石」も体験できる。
(清水寺の場合はスクワットが度々必要なのでご注意)
このエア参拝、2009年10月15日から始まったサービス。提供する関西マルチメディアサービスさんによれば、「今はまだ清水寺、地主神社、伏見稲荷大社の3つだけですが、今後は神社仏閣以外にも、地域活性化につながるようなコンテンツサービスを提供できればと考えています」京都の風情を感じながら、祈りを捧げ、友人と盛り上がることも出来るこのサイト。いち日本人として大いなる展開を期待したい。
さぁPersonal Computerの前で一礼しよう。お財布にも優しいエア参拝は、時代を象徴したサービスといえるだろう。「かけがえの無いその思い、プライスレス」ありがたいです。
(幻想戦隊レモネード隊長檸檬)