出願した東京大学文科一類の、第一段階選抜(足切り)ラインは582点。ほかの学類に比べて数字が低かったため、「春日は足切りをクリアするのではないか?」とネット上では憶測を呼んでいた。
しかし、結果は900点満点中448点であり、東大には届かなかった。各科目の結果も発表されたが、驚くべきは国語であろう。
「センター試験の国語科目は、200点満点のうち現代文100点、古文と漢文が50点ずつ配分されています。春日は、古文は35点、漢文は21点だったものの、現代文では92点を獲得しました。この結果に驚いたネットユーザーは多いようで『センターで国語春日に負けた奴集合』といったフレーズが飛び交っていますね」(放送作家)
東大には落ちたものの、いわゆる“爪あと”は残したといえるだろう。センター試験の国語は、確実に答えが出せる古文漢文に比べて、現代文は答えが導きづらく、ある程度のセンスも問われる分野である。ここへきて春日の国語力へ注目が集まっている。
「オードリーのネタ作りは相方の若林正恭が行っています。さらに、若林はキューバ旅行記『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(KADOKAWA)を上梓するなど、文章仕事でも知られていますが、灯台下暗しといえばいいのでしょうか、春日にも国語力があったのは驚きですね。もちろん、国語の試験成績が良いからイコール文才があるとは限りませんが、芸人が書く小説やエッセイは注目の分野ですから、春日にオファーが来てもおかしくはありません」(前出・同)
徹底した努力の人であるオードリー春日の新境地が思わぬところで開けるかもしれない。