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七夕賞 アルコセニョーラ陣営を本紙・橋本記者が直撃!

 夏の福島シリーズのフィナーレを飾るのは、サマー2000シリーズの第1弾「第44回七夕賞」(GIII 芝2000m 13日)。注目は波乱含みのハンデ戦で一発逆転に意欲を見せる夏女アルコセニョーラだ。昨年の福島記念優勝馬が、52kgと裸同然のハンデに恵まれた。美浦黄門こと本紙・橋本記者が畠山助手を直撃インタビューした。

 −−最終追い切りは、どこに主眼を置きましたか?
 畠山助手「1週前追い切りは、(ダートコースが9月まで改修工事中のため)Wコースでやったが、久々のせいか、掛かり気味に走っていた(5F64秒9)。だから、今朝(9日)はゆっくり行って終いを伸ばすことに重点を置いた。予定通りのケイコができたし、動きも満足してます」

 −−前走(福島テレビオープン4着)を振り返ってください。
 畠山助手「時計が速く、相手(カネトシツヨシオー)も強かった。でも、本調子だったら着差(0秒9)はもっと詰まったと思う。前走を境にスランプを脱出した手応えは感じています」

 −−注目のハンデは52kgですが、昨年優勝した福島記念(51kg)と比較して、恵まれた印象を受けます。
 畠山助手「確かに。53kgは覚悟していたので、52kgで止まったのはラッキーでした(笑)」

 −−カネトシツヨシオーとは前走に比べ、斤量差が3kgから5kgに開きました。
 畠山助手「ここにきての上昇度と、ハンデ差を生かせれば逆転のチャンスは十分あると思っています」

 −−理想は雨馬場ですか?
 畠山助手「馬場が悪くなっている割には時計が速いので、雨が降ってほしい。馬場が渋れば他馬が苦にする分、ウチのには有利になる(笑)」

 −−意気込みをお願いします。
 畠山助手「調子、ハンデ、距離と三拍子がそろったので、ぜひ結果を出したい。応援してください」

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