みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
不明の年金問題に後期高齢者保険。著しい物価高とガソリン税などの道路特定財源。さまざまな問題に政治家でなくとも頭を抱えてしまいます。
頭を抱えるといえば、今年の3歳クラシック。先週の桜花賞もそうでしたが、皐月賞も大変な混戦ムード。重賞2勝馬がマイネルチャールズ1頭だけ。共同通信杯で単勝1.5倍の圧倒的支持を受けたサダムイダテンの敗退に代表されるように、1番人気がコロコロと敗れ去りました。おそらく今年のようなケースは、過去のデータというものがあまり役立たない気がします。
枠順を一見して驚きました。スプリングS1番人気で3着だったショウナンアルバが、なんと大外18番枠。スプリングSでは頭を上げて引っ掛かり気味に先頭。この枠ではまた掛かり気味になる恐れがあります。さらに主導権を取りたいノットアローンも14番枠。スタートから勢いをつけて行くことになりそうです。となると、ゆったりした流れは微妙。
で、ここは競走馬が本来持っている能力そのものに注目しました。そこで、フサイチアソートに◎です。思えば強烈なインパクトを残したのが、昨秋の東スポ杯2歳Sでの圧勝。新馬を勝ったばかりのキャリア2戦目。相手もダリア賞をレコード勝ちしたスズジュピター。芙蓉S2着、いちょうS2着のスマイルジャック。この2頭が直線で馬体を併せてデットヒート。その内からゴール寸前で一気に飛び出したのがフサイチアソートでした。驚くべきガッツと瞬発力。時計も実に優秀です。芝1800m1分47秒4。ラスト3Fが34秒2。ちなみに、一昨年の皐月賞馬メイショウサムソンは、東スポ杯2歳Sに出走。1分47秒3で2着。当時サムソンはキャリア6戦目。それに匹敵する時計をキャリア1戦のアソートが叩き出したのですから、潜在能力は相当なものです。
その後の休養は、あくまでも皐月賞をターゲットにした充電。それゆえ、前走の弥生賞はあくまでもステップ。右回り、中山も初めての経験だったわけで、実戦を1度使った変わり身は大と判断。ズバリ、単です!