今回の代表選には、前原誠司前外相(49)、馬淵澄夫前国土交通相(51)、海江田万里経済産業相(62)、野田佳彦財務相(54)、鹿野道彦農相(69)の5名が立候補。1回目の投票では過半数を得た候補者が出なかったため、海江田万里氏と野田佳彦の決選投票が行われ、野田氏が215票を獲得して、当選を果たした。野田氏はきょうにも党役員人事に着手、あす30日に衆院本会議で第95代、62人目の首相に指名される。
野田佳彦は早稲田大学政治経済学部卒業後、松下政経塾へ。千葉県議を経て1993年に日本新党から衆議院へ立候補、当選する。菅内閣では財務大臣を歴任している。