同誌のインタビューでASKAは覚せい剤の使用を否定したが、暴力団関係者から通称・アンナカと呼ばれる興奮剤を暴力団関係者から譲り受けて服用していたことを認め、アンナカをパイプで吸引する動画をまるで覚せい剤を使用しているかのような“演出”で隠し撮りされ、「ビデオをばら蒔くぞ」と脅されていたことを告白していた。
それを受け、事務所は10日、同サイトに「ASKAは一連の報道の発端となった週刊文春の記者へ、取材ではなく個人的に話をしたいという衝動的な気持ちから連絡し、記者も取材ではないことに同意した上で自宅に招きました。結果としてこの際の会話が編集され、記事となって掲載されることとなりましたが、これは本人が承諾したものではありません」と記事が掲載された経緯を説明。「弊社はASKAに違法行為や公序良俗に反する行為がないことを確認」としたが、「今回、ASKAが弊社に無断で記者との接触を行い、違法ではないとしても薬物の入手経緯や、音楽関係者と称した人物との関わりについて掲載された記事の内容は、これまでの信頼関係を損なうものとして大変遺憾」と事務所としての見解を発表。
そのうえで、「これらの経緯についても本人の認識が甘く、極めて不適切な行為であったと疑われても否定できません」とASKAに落ち度があったことを認め、昨日、弊社代表がASKAと話し合い、一連の報道で世間をお騒がせしたことと社会的責任を踏まえ、ASKAの活動を自粛し、引き続きの健康の回復に努めることといたしました」とASKAの活動自粛を発表。最後に「多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
「もし、活動自粛していなくても、暴力団関係者との接触があったことを明かしたからにはテレビ出演はNG。ほとぼりが冷めるのを待ってからでないと厳しいだろう。とはいえ、ASKAはインタビューで芸能界の実力者と親交があることを明かしているので、その実力者の“ツルの一声”でなんとでもなりそうだが」(芸能記者)
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