11月22日、AKB48メンバーの河西智美、石田晴香、佐藤すみれの3人が、都内のホテルで開かれた「GAORA開局20周年記念スーパーファイト2011」(来年1月24日=東京・JCBホール)の開催記者会見に出席。
同大会はCS放送・GAORAで放送されている人気プロレス団体の全日本プロレス、ドラゴンゲートの選手を中心にした興行で、河西ら3人は、応援ゲストとしての“参戦”が決まっている。
この3人はプロレスに関しては、全くの無知。「プロレスについては、私たちはビギナー。これからプロレスのことを知っていって、一生懸命応援していきたい」(河西)、「プロレスラーはかっこいい」(佐藤)と殊勝なコメントで、初のプロレス参戦に意欲を見せた。
だが、司会者から、「好みのタイプは?」と聞かれた石田が、社交辞令で「武藤(敬司)さん」と答えると、出席していた武藤の態度が一変。武藤は全日本プロレスの社長兼エースレスラーで、同大会の主役となるが、50間近のスキンヘッド男。
「オレを(恋愛)対象にしていいってこと?」(武藤)と、調子に乗ると、続けて「ウチにはカッコいいヤツがいっぱいいるんで、スキャンダルお願いします!」と、“恋愛禁止”のAKB48に禁句を放った。恋愛禁止のルールがあると知ると、「それを破るヒール(悪役)が必要」(武藤)と暴走。
とどめは、「水着やTバックで、セコンドについて!」(武藤)と、人気アイドルに不謹慎発言。武藤は決して、ふざけていったわけではない。世界最大のプロレス団体、米WWEでは、ディーバと呼ばれる美人で巨乳の女性がビキニなどの姿態で、マネージャーとしてセコンドに付いたり、試合をしたりで人気を呼んでいるのだ。武藤はそのマネをしてほしいという意味だったのだが、相手は天下のAKB48。セクシー系タレントとは違う。空気の読めない武藤のセクハラ発言に、AKB48も事務所側も凍りついた。
果たして、河西らの3人は、予定通り、このイベントに姿を現すだろうか?