原作は石田拓実氏による同名漫画の本作。就活に失敗し、フリーターとして働く寺田亜希(森川葵)は、付き合っていた彼氏にフラれ、友人の紹介でシェアハウスに移り住む。亜希はそこで、初めての彼氏であった本行智也(中尾暢樹)と再会する。小説家として生計を立てている本行だが、実は彼はEDであることに悩んでいた。しかし、ふとした瞬間に亜希に触れると、彼の身体はなぜか反応する。本行の頼みにより、亜希はその後、「身体の関係はなし」という条件付きで添い寝することを受け入れるのだった――というストーリーとなっている。
第3話では、亜希と本行の添い寝シーンで、本行が亜希を後ろから抱きしめ、彼女の身体に触れている途中で果ててしまうという、際どい描写が話題となり、中尾もツイッターで「前回、イッテシマッタ本行」とストレートな書き方で言及していた。最新話である第4話では、添い寝の途中、本行がバックハグした状態から亜希と肉体関係を結ぶというシーンが描かれた。
視聴者からは「私も後ろから抱きしめられたい!」「森川葵ちゃんがうまい!自己肯定感の低い亜希に共感する。ついつい自分を卑下しちゃうんだよね」「本行の無気力で半開き?な目が原作とソックリ」「シェアハウスの4人組のビジュアルが原作そのまんま!4人の掛け合いも息ぴったり」「原作に忠実でうれしい。セリフとか演出のさじ加減が絶妙」とロマンスシーンや原作に忠実な展開やキャスティングに好評の声が挙がっている。
「本作では、中尾暢樹の演技が話題となっています。中尾と言えば、2016年放送の特撮『動物戦隊ジュウオウジャー』(テレビ朝日系)で主演を務めた期待の新人俳優です。現在放送中のドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)では、無邪気でちょっとバカっぽい若者、柿沼遼を演じており、役によって全く違った雰囲気を出す、いわば中村倫也のような“カメレオン俳優”とも言えます。また、本作の第4話のベッドシーンでは、吐息と声、些細な動きのみで見事に表現していました。原作はちょっと大人な恋愛漫画を扱う漫画誌kiss(講談社)の連載ということで、本ドラマもリアルな心理描写とエロティックな要素が多く、その部分も若い女性の共感や好評を得た理由でしょう」(ドラマライター)
ただ、中尾の演技が好評な一方、本行に想いを寄せるシェアハウスの住人、栗谷あかり役の中村里砂の演技に対し、視聴者からは「セリフ棒読みすぎて見るに堪えない」「ルックスは最高なんだけど、演技はちょっと…」と不評の声が挙がっている。
次回以降、さらなる過激な展開が予想される本作。今後の再現度にも注目したい。
記事内引用について
中尾暢樹公式ツイッターよりhttps://twitter.com/masaki_nakao_