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65歳の無職男が神社でさい銭泥棒

 群馬県警伊勢崎署は1月2日までに、同県玉村町の神社で元日深夜、さい銭箱から現金を盗んだとして、窃盗の疑いで、無職の男(65=同県前橋市)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は、1日午後11時45分頃、玉村町の玉村八幡宮境内に設置した仮設テント内のさい銭箱から、絵馬やおみくじの初穂料の現金約5万2000円を盗んだ疑い。

 男は「初詣に来て、さい銭が欲しくなった」と容疑を認めているという。同署によると、神社に初詣に来たカップルの男性が、さい銭箱を揺すって、飛び出したさい銭を盗む男を目撃した。

 男性は境内に住む宮司に知らせた後、男が境内から歩いて出ていくところを見つけて追い掛けると、小銭をジャラジャラと鳴らしながら歩いている男を近くの路上で発見した。男性が男に問いただすと、犯行を認めたため取り押さえて、駆け付けた同署員に引き渡した。

 宮司によると、男は数年前の元日にも、さい銭泥棒に来たという。その際は、「2度としない」と約束したため許したが、さすがに今回は2度目とあって、警察に届け出た。

 さい銭箱は、横50センチ、縦30センチ、高さ30センチの大きさで、宮司や神社関係者がいない夜間でも、絵馬やおみくじがほしい参拝客が、初穂料を納められるように、テント内に置いてあった。

 盗まれた5万2000円のうち、約2万円は1000円札だったが、残り3万2000円は500円玉や100円玉の硬貨だった。さすがに、3万2000円分の小銭をポケットに入れていては、歩くたびに、ジャラジャラと音がして当然か…。
(蔵元英二)

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