search
とじる
トップ > 社会 > 愛知県警の巡査長が4回も下着泥棒で懲戒処分

愛知県警の巡査長が4回も下着泥棒で懲戒処分

 なんとも、情けない警察官がいたものである。

 愛知県警は8月9日、民家から女性の下着などを盗んだとして、第2交通機動隊の男性巡査長(29)を、窃盗容疑で名古屋地検岡崎支部に書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にした。巡査長は同日、依願退職した。

 書類送検容疑は、4月8日未明、同県岡崎市の住宅の屋外に置かれていた洗濯機から、女性用下着5枚を盗んだほか、同市内の別の住宅の庭先に干してあった女性用の下着数枚と水着1枚を盗んだ疑い。

 調べに対して、巡査長はその他にも、11年以降に2回、アパートのベランダから下着などを盗んだことを認めたため、下着泥棒をした回数は計4度。

 巡査長は「ごみとして捨てられた下着を拾っているうちにエスカレートして、干してある下着を盗むようになった。被害者、同僚に迷惑をかけ申し訳ない」と話しているという。

 今年5月、巡査長が同僚から借金をしているとの情報があり、上司が通勤用の車を調査。その結果、後部座席から女性用下着など18点を見つけ、下着ドロが発覚した。

 鈴川信視・首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で、厳正に処分した。再発防止に努める」とコメントした。

 現職の警察官が1回ならまだしも、実に4度にも及んで、下着ドロをはたらくなど、言語道断の行為で、その職にとどまる資格などないだろう。処分が懲戒免職にならなかっただけ、マシといったところか…。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ