この日は、映画専門チャンネル「スター・チャンネル」が、10月1日から、「メガヒットチャンネル」「日本映画特集チャンネル」「日本語吹き替え映画専門チャンネル」の3つのチャンネルで、BSデジタルにてハイビジョン放送を開始することを記念して会見が行われた。また、10月から放映開始予定の、著名人が映画への思いと自分流の映画の見方を語る特別番組『映画のミカタ』の収録を終えた関根、野村氏、東国原氏、栗山の4人がゲストとして駆け付けた。
5、6歳のころから母親におんぶされて映画館に通っていたという関根は、映画は人生論にも通じ、映画の趣向からその人のキャラクターも見えてくると映画の魅力を紹介した。新たな開局を迎えるスター・チャンネルについては、選択肢が増えて、漢字が読めない小さな子どもでも吹き替え版で映画を楽しむことができ、映画を通して人生を豊かにしてほしいとPR。
野村氏は、映画の魅力を、夢を持たせてくれることや、自分の立場に置き換えて考えさせてくれることなどと語った。娯楽が映画しかなかった若いころを振り返り、沙知代夫人との初デートも映画館だったというエピソードを紹介した。野村氏は、『映画のミカタ』の番組の中では、お勧めの映画として『ゴッドファーザー』を紹介したというが、家では、(沙知代夫人が)「ゴッドマザーですよ(笑)」と明かした。
東国原氏は、知事時代の4年間に見た映画は、忙しくて2本だけという。「映画やドラマを見ないと心が殺伐となります」と語り、政治家は心のビタミン剤である映画をもっと見るべきと主張。そうすれば「失言もなくなる」と、政治家たちの多忙に警笛を鳴らした。ただ、「『冬のソナタ』はどこがいいんだかわからない」と口にした。しかしすぐに、言ってしまってまずかったですか? などと苦笑した。
アクション、サスペンス、ミステリー、アニメなど、映画は何でも好きという栗山。しかし、「インドア派なので、家で映画が見れるのはうれしい」と、スター・チャンネルの開局に胸を膨らませた。
また、関根は、報道陣から、タレントのほしのあきとJRAの三浦皇成騎手の結婚について聞かれ、「すばらしい」「いっぱいお子さんを産んで、少子化問題を解決してほしい」と祝福した。(竹内みちまろ)