問題となっているのは、27日に放送された『ジャニーズWEST桐山照史と中間淳太のレコメン!』(文化放送)での発言。この日、番組では「オテンキのりPresents!バカ男とタワ女」のコーナーが放送された。このコーナーは、桐山照史、中間淳太とともに、番組パーソナリティとして出演しているお笑いトリオ・オテンキのノリが、リスナーから寄せられた周囲の男女の気になる言動を紹介していくというコンセプトだった。
しかし、その中でノリが「例え」として、「すぐに『女性だから私は不利』とかいう割に得意なものがひとつもない女子」と挙げると、中間が「これはでも多いよなあ!」と反応。桐山が「女性差別をなくそう! とかね」とつぶやくと、中間はさらに、「それ(女性差別)さあ、だったら映画館のレディースデーなくせって思うしさ、学校の体力測定とかも男子と同じ条件でやれって思わへん? なんか都合がいいわ」と暴言を吐く一幕があった。
桐山もこれに同意していたが、ノリが「(女の子は)可愛いからいいじゃない」と場を収めると、中間は「可愛い子はええで」ときっぱり。ブース内には笑いが起き、ノリが「一番最低だよ、本当に!」と笑いながらツッコんでいた。
しかし、この発言にファンから「差別と区別の違いを理解してないの?『可愛い子はいい』とか最悪のダメ押し」「オリンピック競技が男女で分かれてるのも差別ってことになるけど…?」「もうジェンダー語るのやめてほしい。配慮が足りなさすぎる」という批判的な声が殺到。炎上状態になっている。
「今回の中間の発言については、『レディースデーって単に女性の方が平日昼間に大人数で来ることが多いって理由で設定されてるのであって、男女平等とはまったく別問題』『男女で体力違うんだから体力測定の条件が違うのは当たり前でしょ。それを男性差別とでも言いたいの?』といった指摘も上がっています。そもそも、中間のファンはほとんどが女性。女性蔑視とも受け取られかねない発言には、『軽率』『もうちょっと考えて喋って』という苦言も噴出していました」(芸能ライター)
多くの女性ファンを不快にさせた中間。「嫌いになりそう」「ファンやめた」という宣言も寄せられてしまっていた。