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兄弟タッグで重賞を勝ちまくる武井榮師

 ダービートレーナー・武井榮一調教師(川崎)の強さの秘密は強力な兄弟タッグにあった。
 鎌倉記念をヴァイタルシーズで制し、10月12日には、川崎競馬3Rで地方競馬通算500勝を達成。いまや川崎競馬を代表する調教師の一人だが、特に2002年以降の活躍は目覚しい。6年間で統一GIを含む重賞11勝を挙げ、03年に川崎リーディングを獲得。昨年はついにダービートレーナの栄誉を手にした。
 この躍進を支える秘密は何か?武井師は「育成からレースまで、兄弟ラインでつながっていること」と明かす。「兄が7、8年前から北海道で生産・育成の牧場をやっていて、入厩馬を生まれたときから知っているし、休養先としても活用しているので馬を仕上げやすい」という。

 その兄・利夫さんは川崎競馬で調教師補佐を務めたあと、現在は北海道新冠で「大狩部牧場」を営んでいる。
 「乳離れの時期から若駒の基礎的な体作りをここでして、育成牧場に送り出したあとも向こうで兄が絶えず馬の状態を把握してくれている。休養でもエスプリシーズがいい例で、行く度にふっくらしていい状態で帰ってきたね」。強力な兄弟の絆で、多数の活躍馬を送り出してきたのだ。
 500勝達成時に「更に上を目指したい」と語った武井師。「すでに1歳馬で(入厩を)予定しているのもいるし、JRAでも走らせたい」。兄弟の夢にはまだ続きがある。

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