同ドラマは月9では異例のアクション作品で、松本、菜々子のほか、瑛太、大泉洋、仲里依紗、角野卓造らが出演。松本、瑛太、大泉演じる探偵が勤める探偵事務所を率いる菜々子は、決断力があってメンバーに慕われるという設定で、「家政婦のミタ」とは違って感情豊かな役柄だというのだが…。
「これまでなら、月9のような連ドラだと1年前から遅くても3カ月ぐらい前までには出演者のスケジュールを抑えていることが多かった。ところが、今回の発表のタイミングからしても、菜々子に対してはかなり急なオファーで、『家政婦のミタ』で高視聴率を獲得したのにあやかろうとしていることは見え見え」(芸能プロ関係者)
たしかに、菜々子主演の「家政婦のミタ」は視聴率30%超えを狙える好調ぶりで、各家政婦紹介所へのオファーが増え、菜々子演じる主人公が使っているバッグを売り出したところ入手困難となるなど、社会現象的な人気ぶり。この余韻が冷めやらぬうちに、とフジがオファーし、00年10月から放送された主演の「やまとなでしこ」以来11年ぶりの月9出演が決まったようだ。
「このところ、視聴率の低迷ぶりが危惧された月9だが、10月スタートの香里奈主演の『私が恋愛できない理由』は5日放送の第8話までの平均視聴率が15.6%となかなか好調。『やまとなでしこ』以来の視聴率女王に返り咲いた菜々子頼みで、高視聴率ドラマを連発し、月9ブランドの復権となりそう」(芸能記者)
「月9男」といえば、キムタクことSMAPの木村拓哉だったが、もはやキムタクよりも菜々子といったところだろうか。