「結局、アイツは逃げたんですよ。反則負けは結果論。試合中に顔を殴らせて、俺が殴り返した場面で、アイツはロープに逃げた。それが事実」
さらに、船木が横浜の試合を通じてわだかまりが解消されるなら、タッグを組んでも構わないつもりでいたことや、戦い終えて元の鞘に納まるのは不可能と判断したことについては「そんな気あるわけないじゃん。それも起きたことに対する言い訳。そういうことを言った方がいい人に見えるからじゃないの。偽善者だな」と毒舌は止まらない。
このままで終わらせるつもりはない。船木は1対1では試合が成立しないという判断から、鈴木とはタッグでの対戦を希望。10・11後楽園ホール大会では鈴木&高山善廣VS船木&諏訪魔が行われることになったが、鈴木は「俺と高山のコンビがこの業界で特別視されているのか、体で感じとれればいい」と言い放ち「どんな言い訳、言葉を並べようが、お前だけは逃がさないぞ」と船木との4度目のシングル戦を視野に入れている。
怨敵をとことん付け狙い、そして最後はきっちりと力の違いを見せ付けるつもりでいる。