埼玉県狭山市の市立小学校の体育館で、いずれも40代の男性教諭と女性教諭が、床で抱き合っているところを保護者に目撃されていたことが6月5日に分かった。
同校では同日に、保護者説明会を開き、公のものとなった。市教育委員会では、両教諭への処分を検討している。
市教委によると、5月18日午後7時頃、同校に勤務する男性教諭と、今年3月まで同校に勤務し、他の小学校に転勤した元同僚の女性教諭が、体育館の床上で抱き合うなどしていた。2人は服を着た状態で横に倒れ、互いの体を触り合っていた。
女性教諭は現在勤めている小学校の運動会で行うダンスを、男性教諭から教えてもらうために来校。この日は土曜のため児童はいなかったが、たまたまスポーツ少年団の活動のための準備に来た保護者が、体育館の小窓から2人を目撃。同28日に同校への投書で発覚した。
男性教諭は子持ちの既婚者で、女性教諭は独身。2人とも「以前から好意を持っていた」と話している。同校の保護者によると、「2人は数年前から不倫関係で有名だった」ともっぱらのウワサだという。
男性教諭は「子どもの前に立つことが苦しくなった」として、体調不良を理由に6月3日から休んでいる。
2人が愛を確かめ合ったのは、ほかならぬ神聖な学校の体育館である。不倫愛を肯定はしないが、そんなに気分が高揚したのなら、ラブホテルに行って、行為に及べばいい。
年端のいかない若い教諭ならともかく、ともに分別あるはずの40代の熟年教諭。学校施設内で、スケベなことをしてはまずいでしょう。
(蔵元英二)