木村文乃が初めて連ドラの主演を務めている「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」(TBS)は、トップをキープしてはいるものの、初回=9.8%(数字は以下、すべて関東地区)、第2話=8.7%、第3話=7.3%とジリ貧状態。
仲間由紀恵主演「美女と男子」(NHK総合)も、初回(4月14日)=6.8%、第2話(同21日)=6.4%、第3話(同28日)=5.1%と、こちらも落ちていくばかり。
AKB48・渡辺麻友と稲森いずみのW主演となった「戦う!書店ガール」(フジテレビ)は、初回が6.2%、第2話では6.4%とわずかに上げたが、第3話では4.6%と急降下。早くも、出してはならない5%割れを記録してしまった。こうなると、先行きが思いやられるばかりだ。
28日の同時間帯では、日本テレビのバラエティ番組「幸せ!ボンビーガール」が12.9%の好視聴率を記録。同番組は常時、12〜13%台をキープしているだけに、これら3つのドラマが、その牙城を崩すのはむずかしい情勢となってきた。
1月期の同時間帯では、草なぎ剛主演「銭の戦争」(フジテレビ)が平均視聴率13.4%をマークして圧勝。堀北真希主演「まっしろ」(TBS)、真矢みき(現ミキ)主演「全力離婚相談」は惨敗を喫した。
3つのドラマの視聴率の順位は、「マザーゲーム〜」→「美女と男子」→「戦う!書店ガール」の順で初回から変わりはないが、全ドラマの数字が落ちていく一方で、もはや「火10」ドラマ対決への興味も薄れかねない。
(坂本太郎)