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【週刊テレビ時評】低迷するTBS日曜劇場の救世主となるか? 佐藤健主演「天皇の料理番」が好発進!

 1月期の民放連続ドラマのトリとして、満を持して放送されたTBS日曜劇場「天皇の料理番」(佐藤健主演/日曜午後9時〜)初回が4月26日に2時間スペシャルでオンエアされ、視聴率は15.1%(数字は以下、すべて関東地区)で好発進した。

 今クールの民放連ドラの初回では、木村拓哉主演「アイムホーム」(テレビ朝日/木曜午後9時〜)の16.7%に次ぐ好スタート。

 「天皇の料理番」は80年10月から81年3月までに連続ドラマ(堺正章主演)として放送され、今回34年ぶりのリメイク。93年2月には、高嶋政伸の主演でスペシャルドラマとしてもオンエアされている。

 同ドラマはTBS60周年特別企画と題され、原作は直木賞作家・杉森久英氏の同名小説で、脚本は森下佳子氏。共演は妻役の黒木華、兄役の鈴木亮平、師匠役の小林薫を始め、杉本哲太、桐谷健太、柄本佑、武田鉄矢、伊藤英明、高岡早紀、麻生祐未、加藤雅也、美保純らの豪華キャストで、郷ひろみも24年ぶりにドラマ出演する。

 TBS日曜劇場は昨年4月期の「ルーズヴェルト・ゲーム」(唐沢寿明主演=平均視聴率14.5%)を最後に低迷が続いている。同年7月期の「おやじの背中」=平均視聴率9.4%=、同年10月期の「ごめんね青春!」(錦戸亮主演)=平均視聴率7.7%=と視聴率は1ケタ続き。相当力を入れて制作した今年1月期の「流星ワゴン」(西島秀俊主演)も平均10.3%と、期待外れだった。

 主演の佐藤は13年1月期の同枠「とんび」(内野聖陽主演)に内野の息子役で出演し、平均15.5%の好視聴率をアシストした実績がある。TBSとしては、長い低迷から脱出するために、ゲンがいい佐藤の主演ドラマでなんとかしてほしいところだろう。

 相葉雅紀主演「ようこそ、わが家へ」第2話(20日)は11.4%で、前週より1.6ポイントダウン。

 「火10」対決は、「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」(木村文乃主演/TBS/火曜午後10時〜)第2話(21日)=8.7%、「美女と男子」(仲間由紀恵主演/NHK総合/火曜午後10時〜)第2話(21日)は6.4%、「戦う!書店ガール」(渡辺麻友&稲森いずみ主演/フジテレビ/火曜午後10時〜)第2話(21日)=6.4%で、情勢は初回と変わらず。

 堺雅人主演「Dr.倫太郎」(日本テレビ/水曜午後10時〜)第2話(22日)は13.2%と、前週より0.7ポイントダウンで、2週連続13%台となり、期待が高い割に伸びていない。

 渡瀬恒彦主演「警視庁捜査一課9係season10」(テレビ朝日/水曜午後9時〜)初回(22日)は10.7%。

 キムタク主演「アイムホーム」第2話(23日)は14.0%で、初回より2.7ポイントも下げてしまった。

 裏の「ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜」(大島優子主演/TBS/木曜午後9時〜)第2話(23日)は6.7%で、こちらも2.4ポイントの大幅ダウン。

 斎藤工主演「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ/木曜午後10時〜)第3話(23日)は8.4%で、前週より0.2ポイントの微減で2週連続8%台。

 第1弾(昨年1月期)で平均2ケタの視聴率を獲ったシリーズ第2弾「三匹のおっさん2〜正義の味方、ふたたび!!〜」(主演=北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎/テレビ東京/金曜午後7時58分〜)初回(24日)は11.0%で、今回も好調なスタート。

 初回=12.7%→第2話=8.0%と急降下した多部未華子主演「ドS刑事」(日本テレビ/土曜午後9時〜)第3話(25日)は11.0%で持ち直した。

 日本テレビの新ドラマ枠第1弾ドラマ「ワイルドヒーローズ」(TAKAHIRO主演/日曜午後10時30分〜)第2話(26日)は10.2%で、初回より0.5ポイント上げた。

 厳しい数字が続いているNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜午後8時〜)第17話(26日)は12.6%で、前週より1.9ポイント上げて、やや持ち直し、5週ぶりの12%台となった。

 NHK連続テレビ小説「まれ」(月〜土曜午前8時〜)第4週(20日〜25日)の週平均視聴率は19.9%で2週連続で大台を割ったが、前週より0.2ポイントアップした。

(坂本太郎)

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