楽曲の総選挙と呼ばれるリクアワだが、今年も投票したファンすらも予想だにしないランキングが続出。さいたまスーパーアリーナは、終日大きな歓声とどよめきに包まれた。
100位以内でも、成長著しい姉妹グループが躍進を見せランキングを席巻。SKE48は19曲、NMB48は16曲、HKT48は11曲とそれぞれ存在感を示した。
ランキングではなくサプライズゲストに会場が沸く場面も。27位「上からマリコ」では昨年8月に卒業した篠田麻里子が「今日はみんな呼んでくれてありがとう」と久しぶりにAKB48のステージに里帰り。13位「泣きながら微笑んで」では、参加予定のなかった大島優子がウェディングドレス姿でしっとり歌い上げ会場を魅了した。
クライマックスの上位発表でも波乱の連続。3位には本命と目された「恋するフォーチュンクッキー」がランクインし、指原莉乃も「1位だと思ってた」と笑顔でコメント。対照的に2位「鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」のセンター・松井珠理奈は喜びの涙とともにパフォーマンスを見せた。
そして第1位は、チーム4にとって初のオリジナル楽曲「清純フィロソフィー」に。新体制でそれぞれ違うチームに巣立つメンバーは、自分を鍛えてくれたチーム4への感謝と、1位という最高のはなむけを送ってくれたファンの皆様への感謝の気持ちを込めて、200曲を締めくくるパフォーマンスを届けた。