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松山ケンイチ主演ドラマ 大河に続き「ど根性ガエル」も視聴率獲れなかった!

 NHK大河ドラマ史上、不名誉な記録をつくってしまった松山ケンイチ。「大河の主演としては時期尚早」などといわれながらも、12年の「平清盛」で主役を張った松山だったが、その平均視聴率は12.0%(数字は以下、すべて関東地区)と低調。大河ドラマの長い歴史のなかで、歴代ワーストの視聴率に終わった。

 傷心の松山は、その後、ドラマから距離を置き、映画や舞台を中心に活動。テレビ朝日が開局55周年記念として放送した二夜連続スペシャルドラマ「オリンピックの身代金」(13年11月30日&12月1日)で、11カ月ぶりにドラマ出演。そして、テレビ未来遺産“終戦69年”ドラマ特別企画「遠い約束〜星になったこどもたち〜」(TBS=14年8月25日)、「NHK放送90年ドラマ第1弾 紅白が生まれた日」(NHK総合=15年3月21日)と2本のスペシャルドラマで主演を務めたが、視聴率は「遠い約束〜星になったこどもたち〜」が5.3%、「紅白が生まれた日」が7.8%で、いずれも不振に終わった。

 今年6〜7月にWOWOWで放送された連続ドラマ「ふたがしら」で、「平清盛」以来となる連ドラ主演に起用された松山は、7月期の日本テレビ「ど根性ガエル」(土曜午後9時〜)で2年半ぶりの地上波連ドラで主演を務めた。

 「ど根性ガエル」は70年に「週刊少年ジャンプ」で連載スタートした往年の人気漫画。テレビアニメ化、実写映画化もされたが、なんせ82年3月の映画公開から、実に33年の月日が経っており、その実写ドラマ化に対しては、不安や疑問を呈する向きも少なくなかった。

 そんななかでのスタートとなったが、初回は意外にも13.1%と好発進。しかし、第2話では8.5%と急降下。その後、第7、8話で6.3%まで落ち込むなど、1ケタ続き。9月19日放送の最終回(第10話)は8.0%にとどまり、初回以降、2度と2ケタ台に戻すことはできなかった。

 全話平均視聴率は7.98%と低調。日テレの他の同クールの連ドラは、「花咲舞が黙ってない」(杏主演/水曜午後10時〜)が平均14.47%、「デスノート」(窪田正孝主演/日曜午後10時30分〜)が平均11.55%と好調であったため、余計に「ど根性ガエル」の低視聴率ぶりが目立つ形となった。

 かくして、大河ドラマでの汚名返上はならず。“低視聴率男”のレッテルも貼られたままになってしまった松山。今後、各局も主演オファーには慎重になってしまいそうな気配だ。

 ただ、数字は獲れなかったが、作品自体の評判はおおむね好評で、それが唯一の救いか…。
(坂本太郎)

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