リモート出演は、ワイドショーなどの情報番組においてコメンテーターが出演といった形がこれまでは多かったが、バラエティ番組でも増えている。岡村もリモート収録に参加したようで、「スタジオでなく会議室にバラバラでいて、収録することになりまして」と、自宅ではないようだ。さらに、変化として、「今までは本番始まる前に音声さんがマイク付けてくれるんですが、控室に置いてあって自分で付けてくださいとなる」と、スタッフが現場にいないという裏側の事情も語られた。テレビ制作現場は「3密」空間となるため、出来るだけスタッフを減らしているのだろう。その場合、別室のタレントごとに専属スタッフを付ける訳にはいかないようだ。
その他は、仕事がなくずっと家にいる状態であり、心配性の岡村としては「自分だけか」と不安になったようだが、元SMAPの中居正広からショートメールが届いた。中居は連絡手段には電話やSNSは用いず、ショートメールで連絡が来る。その内容は「どうしてんの」なるシンプルなもので、「暇やで。ウーバーイーツでバイトしようと思ってる」と岡村が冗談を交えながら返すと、中居は「俺も暇だよ。独立してから仕事ないよ」と不満を示していたようだ。タレントが置かれた境遇は誰もが一緒なのだろう。岡村は「エージェント契約している極楽とんぼの加藤浩次が一番成功したんちゃうか。毎日『スッキリ』(日本テレビ系)出てるやろ」とツッコみ、笑いを誘っていた。
これを受け、ネット上では「リモート出演ってそんなにシンプルなのか」「中居の巣ごもり生活は気になる」といった声が聞かれた。コロナ騒動を受けてのテレビ業界の変化の影響が、岡村らの元にも本格的に現れて来ていると言えそうだ。