水族館を貸し切って開催される授業というだけあって大盛況。今回のイベントは事前に3,800組以上の応募があり、当選したのは10組というプラチナチケットとなった。
冒頭で田中は、イベントが平日の18時スタートだったこともあり、子どもたちに「こんな平日で夜遅くにごめんね」と切り出し、水族館を見て回ることになった。ハリセンボンが持つ針の本当の数、鮭はどうして生まれた川に戻ってくるかなど、水槽のコーナーをぐるりと回りながら生徒たちに“海の生き物”に関する魅力や特徴などを伝えていった。中には海の生き物についてよく知っている子どももおり、田中が舌を巻く一幕もあった。
イベント終了後、囲み取材に応じた田中は、授業を振り返り「すごい楽しくてあっという間に時間が過ぎました」と回顧。生き物に興味のない子どもたちに向けても「魅力を伝えられるイベントをしたい」と意欲を語った。また、品川水族館の印象を聞かれると、どうしても水族館は都心より離れた場所にあるイメージがあるため、「品川に水族館があると交通の便も良いし、すごく貴重。気軽に来れるいい水族館だと思います」と印象を吐露した。
『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京)でも活躍している田中。池の管理人からはそれぞれ要望があるとした上で、「外来種が問題になっていますけど、自分の意思で来たわけではないですし、環境自体が変わってしまう側面がある」と懸念する。しかし、「その環境でも生きていく外来種のたくましさにも惹かれる」と本音を明かした。
ほか、気になる水族館について質問が投げかけられた際には、“おたる水族館”のペンギンショーを挙げ、「グダグダなんですよ」とコメント。同施設のペンギンショーは、動物たちが人間の言うことをまったく聞かない様子を笑いに昇華させたエンターテインメントだと説明。「生では観たことがないので、ぜひ観てみたいです」と話していた。