タメも何もいらない。スピードを一気に生かす直線競馬では、51kgの軽量は何より魅力だ。一昨年は同じ矢作厩舎のマリンフェスタが同じ3歳で2着した。潜在能力はそれ以上のエイムアットにはもちろん、Vの期待がかかる。
桜花賞、NHKマイルCと連続大敗したが、その後は放牧で立て直された。「馬体もカイ食いもいいし、毛ヅヤも最高。春は体が硬くてどうしようもなかったけど、今は伸びやかでこの馬本来の躍動感が戻ってきた。春のうっぷんを晴らしたい」と気合が入っていた。
【最終追いVTR】2カ月半のリフレッシュを経て、本来のかき込みの速いフットワークが戻ってきた。ラストに軽く仕掛けられただけで、併走馬を置き去り。仕上がりは申し分ない。