−−今回の映画の役どころは?
両親がいなくて、東京から2年前に田舎に移り住んで、もう田舎にもなじんでいる明日香という女の子です。両親が亡くなっているので、主人公へは複雑な気持ちもあったりして、少しクールな性格です。
−−役柄とのギャップは?
私も「やる時はやる」というタイプだと思うので、そういうところは一緒かなあって思います。ただ、鶏をさばくシーンがあって、本当に体験させて頂いたのですが、私が演じた明日香は田舎に住んでいるので、慣れていなければいけないので…。でも、私は初めて鶏をさばくところを見たので、びっくりしました。自分だったら、できないかもしれません。でも、明日香を演じるということで、カメラが回ったらできました。貴重な経験をさせて頂きました。
−−「食べる」ことへの考え方は変わりましたか?
普段は想像ができていないことを演技を通して体験できて、改めて命を頂くということを学びました。ロケ中にお弁当を頂く時も感謝して、「頂きます」と心を込めて言えるようになれたと思います。
−−演技をする中で心がけていることは?
カメラの奥にはお客様がいるということを意識して、「このシーンはどんな気持ちで見てくれるんだろうか、ちゃんと伝わるといいな」と思っています。
−−お姉さんの平愛梨さんとは演技の話などはしますか?
します。すごく仲が良くて、一緒にお風呂に入る時があるのですが、お互いの台本の相手役を演じたります。
−−ロケ中、共演者とは仲良くなれましたか?
控室も一緒で、家族のように仲良くなれました。坂田利夫さんにはギャグを教えてもらえました(笑)。いろいろな種類があって、面白かったです。待ち時間に寒かったのですが、寒いから体を動かそうとってことになって、ギャグを教えてもらえました。坂田さんからは、「これで、アホの祐奈や」って言って頂きました(笑)。
−−同映画では、「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」でレッドカーペットも歩きましたね。
初めての沖縄で、初めてのレッドカーペットでした。沖縄の方から手を振って頂けて、キラキラと夢のような時間でした。
−−最後に見て頂くファンの方へ一言、お願いします。
「感謝」と「頂く命の大切さ」を感じることができるあったかくて素敵な作品ですので、ぜひ、ご家族で見て頂きたいなと思います。