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平祐奈インタビュー「坂田利夫さんにはギャグを教えてもらえました!」

 「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」(3月25〜29日)で、映画「ぼくが命を頂いた3日間」が上映された。同映画は、小学6年生の悠介が、冬休みを利用して初めて父の田舎へ遊びに行き、様々な経験から少年を大きく成長させるという内容。同映画で主人公が田舎で出会う美少女を演じたのが平祐奈。女優、平愛梨の妹である。そんな平祐奈にインタビュー。話を聞いた。

 −−今回の映画の役どころは?

 両親がいなくて、東京から2年前に田舎に移り住んで、もう田舎にもなじんでいる明日香という女の子です。両親が亡くなっているので、主人公へは複雑な気持ちもあったりして、少しクールな性格です。

 −−役柄とのギャップは?

 私も「やる時はやる」というタイプだと思うので、そういうところは一緒かなあって思います。ただ、鶏をさばくシーンがあって、本当に体験させて頂いたのですが、私が演じた明日香は田舎に住んでいるので、慣れていなければいけないので…。でも、私は初めて鶏をさばくところを見たので、びっくりしました。自分だったら、できないかもしれません。でも、明日香を演じるということで、カメラが回ったらできました。貴重な経験をさせて頂きました。

 −−「食べる」ことへの考え方は変わりましたか?

 普段は想像ができていないことを演技を通して体験できて、改めて命を頂くということを学びました。ロケ中にお弁当を頂く時も感謝して、「頂きます」と心を込めて言えるようになれたと思います。

 −−演技をする中で心がけていることは?

 カメラの奥にはお客様がいるということを意識して、「このシーンはどんな気持ちで見てくれるんだろうか、ちゃんと伝わるといいな」と思っています。

 −−お姉さんの平愛梨さんとは演技の話などはしますか?

 します。すごく仲が良くて、一緒にお風呂に入る時があるのですが、お互いの台本の相手役を演じたります。

 −−ロケ中、共演者とは仲良くなれましたか?

 控室も一緒で、家族のように仲良くなれました。坂田利夫さんにはギャグを教えてもらえました(笑)。いろいろな種類があって、面白かったです。待ち時間に寒かったのですが、寒いから体を動かそうとってことになって、ギャグを教えてもらえました。坂田さんからは、「これで、アホの祐奈や」って言って頂きました(笑)。

 −−同映画では、「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」でレッドカーペットも歩きましたね。

 初めての沖縄で、初めてのレッドカーペットでした。沖縄の方から手を振って頂けて、キラキラと夢のような時間でした。

 −−最後に見て頂くファンの方へ一言、お願いします。

 「感謝」と「頂く命の大切さ」を感じることができるあったかくて素敵な作品ですので、ぜひ、ご家族で見て頂きたいなと思います。

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