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花岡なつみ新年インタビュー

 昨年、鬼束ちひろ作詞・作曲によるシングル「夏の罪」でデビュー。暮れの「第57回日本レコード大賞」では見事新人賞を受賞した歌手の花岡なつみ。今月13日には注目のセカンドシングル「Birthdays」の発売を控え、今後の活動に注目が集まる。今回はそんな花岡に今年の意気込みを尋ねてみた。

 −−「第57回 日本レコード大賞」新人賞おめでとうございました。

 花岡:まさか自分が選んでもらえるとは思っていなかったので、最初に聞いた時は信じられなかったです。でも新人賞を頂けたことで自信にも繋がったし、改めて自分は歌が大好きなんだっていうことを実感することができました。実家では父も母も入ると思っていなかったみたいで、すごく喜んでくれました。

 −−昨年は歌手としてデビュー。ご自身にとっても特別な一年となりました。

 花岡:好きなことをお仕事としてできることがすごく嬉しくて、本当に思い出に残る一年になりました。イベントではいろんな場所をまわることができたんですけど、そこでの新しい出会いの一つ一つも本当に嬉しくて。

 −−ちょっと意外なのはすごく人見知りなんだとか。

 花岡:そうなんです。実はわたし、人と話すのがとても苦手だったりするんです(笑)。でも、そういった部分も昨年、ファンの方や仕事を通じて、少しずつ改善できてきたんじゃないかって思っています。本当はみなさんともっとお話がしたいって思っているので。たとえば、ライブ一つをとってもMCなんかは念入りに確認してやらないと不安になってしまうところがあって、歌う時は目線をお客さんに向けてとか、自分にいろんなことをいい聞かせつつ、もっとオープンになりたいって努力しています。

 −−今年は年明け早々セカンドシングル「Birthdays」が発売されます。

 花岡:一作目の「夏の罪」がすごくかっこいい感じの曲。でも、2枚目の「Birthdays」はさわやかな応援ソングという感じで、またがらりと雰囲気が違うんです。新しいわたしをお見せすることができるんじゃないかなって思っています。

 −−今年一年はどんなことを目標にしているんですか?

 花岡:一番は歌のスキルをあげること。レコード大賞の新人賞にふさわしい歌唱力を目指してもっと頑張りたいです。あと、いろんな歌番組にも出演していきたいです。いつかはドームツアーができるような、そんな歌手になりたいって思っているんです。自分の歌手としての幅を広げながら、応援してくれたファンの方たちにも恩返しができるような一年にしたいですね。

 −−プライベート面ではまだ19歳。歌手活動以外に何か取り組みたいことはありますか?

 花岡:資格をたくさん取りたいです。ネイルとかも好きなのでネイルの勉強や料理の資格も。料理は上京して母に手伝ってもらいながらお昼ごはんを一緒につくるようになっていろいろと覚えたんです。作ることが大好きなので、もっと料理のレパートリーを増やしたいです。母においしいパスタを作ってあげたいです(笑)。

(インタビュー・写真:名鹿祥史)

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