大会前日になって参戦が電撃決定したグァンボム。同大会を取材する韓国人ジャーナリストさえも「私も昨日初めて名前を知った。昔、斗山ベアーズにいたということが調べて分かっただけなんだ」と困惑気味。グァンボムの素性は分からないという。
この日、配布された資料によると、グァンボムは元プロ野球の投手で、その後はプロのキックボクサーに転向。現在21歳でこれまでにキックボクシングで8戦をこなしているが、MMAは今回が初となる。得意技は身長188cm、130kgの巨体から繰り出されるヒザ蹴りという以外は一切が謎に包まれたままだ。
会見ではグァンボム自身も多くは語らず「初めての(MMAの)試合なのでファンが喜ぶ試合をしたい」と口にしただけ。それでも自信に満ち溢れた表情を浮かべる姿には不気味なオーラが漂う。
多くの謎を残したまま、記念すべき第1試合に登場するグァンボム。果たしてどんなファイトを見せるのか、注目が集まる。