2004年、映画『マシニスト』の撮影中に毎日ツナ缶とリンゴ1つで過ごし、60ポンド(約27kg)の減量したクリスチャン、このおかげでそれまでで一番リラックスできるようになったと語った。
「これまでの人生に於いて、内面が一番落ち着いた。体からの要求を通り越したって感じでね。エネルギーがすごく低下して、全てが精神的なものに往きついた。まるで山の頂上に据わることの出来るグル(導師)みたいに感じるよ」
このダイエットで精神面の落ち着きを発見したにも拘らず、撮影現場ですぐにキレることで有名なクリスチャン、その経験をもう二度と繰り返さないという。
「精神的には素晴らしいことだけど、喜びや感情の起伏という人生のジェットコースターを、冷静になるために犠牲にしたりなんかは絶対しない。それよりもうちょっと未熟な方がいい」
ボストンのボクサー、ミッキー・ウォードの腹違いの兄ディッキー・エクランドを新作自伝映画『ザ・ファイター』で演じるクリスチャン、撮影中は麻薬中毒者のボクシングコーチを演じるために、体重を落とすよりもメイクに頼っているとMTVニュースにコメントした。
「正しい方向に持っていかないといけなかったから、クラック常用者になるためにメイクをしたし、メイクだとディッキーが刑務所から出所した時にクスリが抜けたよう見える助けになった。映画の撮影がすごく早かったから、体重を大幅に減らす楽しみなしでやったんだ」