◎ダンスアミーガ
直線が平坦で上がりの勝負になりがちな京都コース。過去のこのレースを振り返っても差し馬同士の決着となることが多く、強烈な決め手を持った馬が狙いとなる。
期待は、Cデムーロに乗り替わるダンスアミーガ。3歳だった昨夏の新潟1600で古馬相手に連勝して頭角を現し、OP初戦となったポートアイランドSでも僅か0.2秒差の競馬。いずれも33秒台前半の末脚を使っているが、なによりも中団できっちり折り合って確実に伸びてくる「自分の型」ができている点が強味だ。今回は3か月半ぶりの実戦となるが、比較的ポン駆けの利くタイプ。休養先から早めに帰厩して調整しており、乗り込み量に不足はない。今週の追い切りでも回転の速いフットワークでいい動きをみせていた。重賞とはいえ牝馬同士。実績上位馬とは斤量差もあり、決め手比べの展開になるようなら十分にチャンスがある。
実績があり力量上位と思われるキャトルフィーユ、ウリウリ、アロマティコの3頭へ流す。
馬連 流し
(4)-(8)(14)(16)
3連複 ボックス
(4)-(8)(14)(16)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。