◎ファイナルフォーム
○サトノアポロ
▲クラレント
△アドマイヤタイシ
△サンレイレーザー
△ジャスタウェイ
△アカンサス
マイラーズC(0.5秒差9着)を叩いたファイナルフォームでどうにかならないものか。相手関係は違うものの、昨年7月のラジオNIKKEI賞勝ちの戸崎騎手の手綱、東京1800mは未経験ではあるが、距離自体は2戦2勝、と舞台設定は悪くない。昨年は、折り合いに難がある上、レース中に物見をしたりして乗り難しい面があったと聞くが、今はそういったマイナス材料もない。精神面の成長した今なら、休み明けで行きっぷりの悪かった前走とは一変した走りが期待できる。今回は買いだ。頭から狙っていきたい。相手本線には、重賞で堅実に駆けているサトノアポロを。昨年7月に500万条件を勝ち上がってから着実にステップアップし、今年3月には中日新聞杯をレコードで制した成長株。「一変」と言えるほどの出世は、自身の精神面成長に尽きる。力量を試される東京の1800m戦でも崩れることはないだろう。
上記2頭をまとめて負かすとすれば、このコース得意のクラレントか。1F長いのでは、そんな懸念はあるものの、末を生かす脚質だけに前半にうまくためられれば距離は克服可能。重賞実績を考えると怖い1頭だ。以下、重賞で連続2着のアドマイヤタイシ、展開が向けば抜群の末脚で浮上の可能性のあるサンレイレーザー、スランプから脱出しつつあるジャスタウェイ、マーメイドSでの負担斤量を嫌って敢えて牡馬相手のここへ参戦してきたアカンサスも圏内の1頭。
【馬連】流し(9)軸(1)(3)(4)(7)(13)(14)
【3連単】フォーメーション(9)→(3)(14)→(1)(3)(4)(7)(13)(14)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。