佐藤は「皆さんへ報告 佐藤優樹」というエントリーにて、「実は私masaki(優樹)は4月から大学に通っています」「一緒に歩いていた方は、その大学の先輩で授業が終わって、一緒に帰ることになり改札まで一緒に帰ってもらいました」と説明。佐藤が大学へ通っていることは、これまで明かされておらず、ブログの最後には「これからmasakiはお仕事と勉強をmasakiなりに頑張っていきます。今後もよろしくおねがいいたします!」と、アイドル活動と大学生活を両立させることをファンに誓っている。
この報告に、佐藤のファンは「疑惑の写真」以上に、佐藤が「大学生」であることに驚きを隠せなかったという。なぜなら、20年に及ぶ「モーニング娘。」の歴史において、現役メンバーが活動を続けながら大学生活を送るのは初めてのケースだったからだ。いったい、何故、モー娘。には現役大学生がいなかったのであろうか?
「モー娘。には、メンバーの勉学に対し『大学への進学禁止』、『高校は定時制もしくは通信制』などの厳しいルールがあると聞きます。このルールは、加護亜依や辻希美ら小学校を出たばかりのメンバーが加入した辺りで決められたようです。これはアイドル活動と学生生活がまず両立できないこと、クラスメートとの交際などスキャンダルを避けるためとされています。現に、元メンバーでテレビ東京を経てフリーアナウンサーになった紺野あさ美さんは、かねてから目標だった慶應義塾大学入学のためにモー娘。を脱退しました」(芸能記者)
また、紺野あさ美以外にも「大学進学」のために、グループを脱退したメンバーは存在する。2018年に脱退した尾形春水である。
「尾形さんはモー娘。加入前から大学進学の目標があり、2018年に一般入試で短期大学に入学しました。しかし、短大の授業はコマ数が多く、芸能活動と両立は不可能と感じた尾形さんは、自らの意志でモー娘。脱退を決意しました。この脱退は、あくまで個人都合のため、2018年の時点では、モー娘。内の『大学進学禁止』のルールは無くなっていたのではないかと思われます」(前述の芸能記者)
全体の大学進学率が高まった現在、アイドルも当たり前のように大学へ通う時代が訪れたということか。
「もちろん時代の流れというのもあるでしょうが、今の大学生はテレビを全く見ないしCDも買わないので、モー娘。そのものを知らない人も多いですからね。入学から2か月経ってはじめてバレたということは、佐藤さんのことは大学キャンパスでもあまり話題になっていないのかもしれませんね」(前述の某芸能記者)
平成時代、広末涼子が早稲田大学に入学して大パニック……という時代とは、アイドルを取り巻く環境も現実も大きく違うということか……。