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新日本、ボストン大会でオカダ&飯伏&棚橋の豪華トリオが実現!

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オカダ・カズチカ、飯伏幸太、棚橋弘至

 新日本プロレスは、アメリカ東海岸での3連戦『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』(現地時間27日ボストン大会、28日ニューヨーク大会、29日フィラデルフィア大会)の全対戦カードを発表した。

 27日(マサチューセッツ州ボストン、Lowell Memorial Auditorium大会)のメインイベントでは、オカダ・カズチカ&飯伏幸太&棚橋弘至という、日本でも実現していないドリームトリオが初結成される。SANADA&EVIL&内藤哲也のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと6人タッグで対戦する。

 まさにニュージャパン・ザ・ベストと言っても過言ではないこのカード。10.14東京・両国国技館でIWGPヘビー級王座を懸けて対戦するオカダとSANADA、同大会でIWGPヘビー級王座挑戦権利証を懸けて対戦する飯伏とEVILの2組にとっては、ダブル前哨戦。来年1月のドーム大会に向けて巻き返しを図る棚橋と内藤にとっては、何とか割り込みたいところだ。

 セミファイナルでは、“G.o.D”タマ・トンガ&タンガ・ロアの持つIWGPタッグ王座に“ロッポンギ3K”SHO&YOHが初挑戦する。16日の鹿児島アリーナ大会では、YOHがタッグマッチながらタマを丸め込み3カウントを奪取。さらに、22日の神戸ワールド記念ホール大会では同じくYOHがタンガから丸め込みで連続勝利を収め、IWGPタッグ挑戦を表明していた。

 過去にジュニアのタッグチームがIWGPタッグ王座に挑戦した例はない。3Kが王座を奪取するようなことになれば歴史的な快挙となる。

 28日(ニューヨーク、Manhattan Center Hammerstein Ballroom大会)は、タイガー服部レフェリーのアメリカで最後のレフェリング大会となる。

 メインイベントでは、オカダ&飯伏が、SANADA&EVILと10.14両国大会の前哨戦に臨む。オカダと飯伏は来年1月のドーム大会で対戦する可能性もあり、チームワークには疑問符が付く。逆にSANADA&EVILは長らくタッグチームとして、IWGPタッグ戦線で共闘しているだけに優位と言えるだろう。セミファイナルではKENTAのNEVER無差別級王座にYOSHI-HASHIが挑戦。激化するバレットクラブとCHAOSの総力戦になるかもしれない。

 29日(ペンシルバニア州フィラデルフィアの2300 Arena=元ECWアリーナ)のメインでは棚橋、後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHIにロックンロール・エクスプレスのリック・モートン&ロバート・ギブソンが加わり、ジェイ・ホワイト、KENTA、タマ・トンガ、タンガ・ロア、チェーズ・オーエンズのバレットクラブとスペシャルイリミネーションマッチで激突する。

 オカダはフィラデルフィア大会は欠場。ロックンロール・エクスプレスは連日バレットクラブと対戦することが決定しており、悪の軍団を成敗してくれるはずだ。

 10.14両国大会に向けて見逃せない闘いが海の向こうで繰り広げられる。

(どら増田)

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