実績は朝日杯FSを含む重賞2勝、メンバー最多の3勝を挙げているグランプリボスが一歩リードしている。
しかし、父は名うてのスプリンター・サクラバクシンオー。前走から1ハロン延長、初の1800メートルは不安材料だ。朝日杯FS以来、約3か月ぶりのハンデも抱えており単穴の評価が無難だろう。
そこで、本命にはベルシャザールを推す。前走の共同通信杯はナカヤマナイトの前に4着と後塵を拝しているが、出遅れ外を回るロスの多い競馬が響いたもの。それで、0秒3差負けただけだから決して悲観する内容ではない。
あれが実力でないことは、前々走のホープフルS(芝2000メートル)でナカヤマナイトを一蹴していることからも明らか。
スタートさえ決めれば、共同通信杯の雪辱を果たす可能性は高い。
相手筆頭は、オルフェーヴル。シンザン記念(2)着、きさらぎ賞(3)着と惜敗続きだが、いずれもメンバー最速の差し脚を発揮。負けて強しを印象付けている。展開が嵌れば、逆転も夢ではない。
◎7ベルシャザール
○6オルフェーヴル
▲11グランプリボス
△14リフトザウイングス
△18サトノオー
阪神12R「フラワーカップ」(芝1800メートル)
桜花賞の最有力候補レーヴディソール不在のこのメンバーなら、マイネイサベルで大体いける。
阪神JFはそのレーヴディソールの前に6着(0秒4差)と完敗を喫しているが、3角で前をカットされる不利があったことも確か。
新潟2歳Sの覇者であり、今季初戦のクイーンC2着(0秒1差)はここでは大威張りだ。当日、440キロ台をキープしていれば、期待して大丈夫。
◎17マイネイサベル
○6ヤマノラヴ
▲8シナル
△1アフロディーテ
△7サトノフォワード
阪神10R「六甲ステ」
休み明けを1度使って上積みの大きい、ファイアーフロートが狙い目。
番手マークから抜け出し快勝した、京成杯オータムHの再現だ。
◎16ファイアーフロート
○6クレバートウショウ
▲9フィフスペトル
△11ギンザボナンザ
△17オーシャンエイプス
阪神9R「心斎橋ステークス」(芝1400メートル)
昇級戦の前走初富士Sで小差3着と、早くもメドを立てたモンテフジサンが混戦に断を下す。
地力強化の跡は歴然だし、距離短縮も強調材料。差し切りが決まる。
◎3モンテフジサン
○15マルカベスト
▲12リュンヌ
△8パドトロワ
△16イセノスバル
小倉11R「吉野ケ里特別」(芝1200メートル)
デキの良さが目立つ、メイショウサバトに期待。
道悪馬場にもがきながら、直線だけで3着(0秒1差)した、前走大濠特別は真骨頂。良馬場が見込める今回は、チャンス十分だ。
◎1メイショウサバト
○11コクトー
▲9リビングプルーフ
△2シンコープリンス
△7レイクエルフ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。