デーブは、選挙戦終了後に各候補の主張などを盛り込んだ特別番組をテレビ各局が放送することについて、自身のTwitterで、
「前に言いましたが、選挙終わってから候補や政党や支援団体のことを特番で見せられてもどうしろと言うんですか?」
と苦言を呈す。さらに、
「遅いだろう!全く役に立たない。メディアが公職選挙法の改正を大優先にしないなら開票特番やめて全部アニメでいいです。オチはありません」
とバッサリ切った。
このツイートに、ネットユーザーから賛同の声が集まり、「いいね」は22日朝の時点で19.6万件、リツイートは7.2万件を集める。さらにリプライには、「テレビを見ていてイライラしていたことを呟いてくれてありがとう」「結果を淡々と流せばいい。バラエティ化した選挙特番なんて必要ない」「池上無双とかなんのためにやるのかわからない」など、賛同の声が集まった。
一方で、一部には「特番は必要」「バラエティ化で興味を持つ人もいるのでは」という声も。また、「デーブがギャグを言わない時は本当にヤバイ時」「シリアスモードのデーブは忖度なく切り込む。凄いと思う」など、ダジャレを挟まないデーブの「本気モード」に驚きの声が上がった。
デーブは21日の『サンデージャポン』(TBS系)でも、吉本興業・岡本昭彦社長が、謝罪会見をネット中継するよう頼んだロンドンブーツ田村亮に対し、「そんなんこっちで決めるから。在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫」と発言したとされることについて、テリー伊藤ら出演者が口を噤む中、「独禁法違反」「すぐに株を売るべき」と笑い無しで猛批判し、称賛が集まっている。「笑い」を交えず、物事の本質に切り込むデーブの姿に頼もしさを感じたネットユーザーは多かった。
選挙特番については、様々な声があるものの、デーブが言うように、選挙後に当選者や各政党の主張を放送することに、違和感を持つ人は多く、デーブのツイートが多くの人の賛同を得たことも事実。少なくとも、この声に耳を傾けることは必要だろう。
記事の引用について
デーブ・スペクターのTwitter
https://twitter.com/dave_spector