宇垣アナといえば、TBS在職中から、従来の女子アナとは異なる「闇キャラ」を全開にし、エッセイ執筆のほか、趣味のアニメコスプレなどを披露してきた。
タレント活動もそのキャラクターを踏襲していると言えるが、ハキハキと物を言うキャラに賛否両論が沸き起こっている。7月12日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)の名物コーナー「本音ではしご酒」出演時は、TBS時代に担当番組の降板を告げられた時に、コーヒーをぶちまけたといわれる真相について、「流しに捨てた」とぶっちゃけた。また、極楽とんぼの加藤浩次とサッカー番組で共演した時には、「台本ばかり見るな」と言われ、台本をぶん投げたという。さらに、同日深夜に放送された『拝啓、芸能人さま〜手紙がたくさん届いてます〜』(同)では、学生時代はモテまくり、そして、勝ち気な性格で、教師の目の前でガムを飲み込んで、「噛んでません」と強弁したエピソードが披露された。
とにかく自分を貫き通し、ある意味では仕事にストイックで激情家とも言えるが、ネット上では「この人、ただワガママなだけだよね」「自分がカワイイと思ってやっているのがイヤ」「単にこれまでのぶりっこ女子アナの逆張りなだけだよね」といった声が聞かれる。そして、宇垣アナのアンチがさらに急増しそうなのが、常に他人を巻き込んでいる点であろう。こちらも、ネット上では「先輩の田中みな実は人を下げないけど、この人は人を下げて自分が成り上がるタイプ」といった厳しい声も聞かれた。
彼女の現在のキャラクターが珍しがられているのは確かだが、芸能人は本音をぶちまけすぎたり、天狗になりすぎて仕事を失う人間も多い。宇垣アナもそうした人物たちの二の舞とならないよう願うばかりだ。