同誌ではさとうを訴えた前事務所の女性社長が取材に応じているが、社長は93年に事務所を立ち上げ、当時の所属はさとう1人でかなり絆は固かったというが12年末にさとうを提訴したという。気になる裁判の争点だが、まず同社がさとうに04年に貸した計1300万円の未返済分の返済。当時、さとうはかなりの給料をもらっていたが、「国税からの追徴課税が払えない」として金を借り、現在も半額以上が未返済のままだという。
もう1つの裁判の争点は、同社が09年12月に大手美容整形外科と広告宣伝契約を結び、さとうの施術前後をテレビ番組で放送する契約を結んだが、さとうが「想像以上に痛かったから、人に勧めたくない」という理由で出演を拒否したため発生した約1800万円の損害賠償の支払いをさとうに対して求めているというのだ。
さとうは2月2日、関西ローカルの番組に出演。「雑誌によると、前の女社長が夜逃げしたということになってまして」、「連絡が途絶えたなとは思ってたんですけど」などと発言。
社長はこの発言を受け、同誌に取材に応じることを決めたそうで、「夜逃げは事実ではありませんし、逃げ出して連絡が取れなくなったのは、彼女の方でした」と反論。提訴したことについて、「きちんと現実に目を向けてほしい」、「これが彼女に対する私からの最後の教育」と苦言を呈している。
「これまで、芸能人が以前所属していた事務所からの借金を返済しないで訴えられた例が何件かあったが、ことごとく芸能人サイドが敗訴。今回も明らかにさとうに勝ち目はない。今回の記事でさとうに対する業界内の信用度はガタ落ち。今後、なかなか仕事のオファーはなさそう」(芸能記者)
裁判の行方が注目される。